言葉で自分を変える。「言語化力」から読み取れる「言葉の因数分解」の可能性

「言葉」。それによって何回諦めただろう。何回傷ついただろう。僕らは人と人との関わりの中で生きている。1人で生きていけるという人もいるだろうが、少なくとも僕は1人では生きていけない。人との関わりの中で自分の感情、思考を相手に伝えなくてはいけない。そんな時必ず必要なものがある。そう、「言葉」だ。

僕の人生に様々な感情を与えるのはいつだって言葉だ。言葉は「速度」と「共感」に置いて他の媒体にはない「優位性」を持っている今回は三浦崇宏さんが書いた「言語化力」を元に自分の経験から感じたことを「言語化」したいと思う。

悩んでいる奴が前に進める訳が無い

悩んでいる奴が前に進める訳が無い

僕は21歳になるまで挫折を知らなかった。自分で自分が進むべき道を自分で勝ち取ってこなかったからである。決められたレールの上を走り、たまの決断の時には楽をして進める方に船の舵をきる。今思うと、なんとも能天気な船長だったと思う。しかし、大きな決断をする。理由は明快、自分がやりたい!と心のそこから思えることに出会えたからである。

大学1年生からネット広告の代理店で営業の仕事をしていた。当時はお金稼ぎが目的だったが、クライアントやチームメンバーと1つのことを成し遂げるグルーヴ感に魅了され広告代理業という仕事が大好きになった。

時代は代わり、2020年。自撮りを馬鹿にする人はいなくなり、世の中にインフルエンサーという言葉が浸透した。それによってインフルエンサーマーケティングという極めて訴求が高い広告が主流になるのである。クライアントは商品を売りたい。しかし、アフィリエイトによる広告は麻薬だ。遡求がどうしても強くなってしまうのだ。結果として商品自体の価値を下げてしまうことが多い。僕が働いていた会社も当然波に飲まれ、目先の利益に手を出していった。

僕は怒りと不安を覚えた。この「ネット広告」が本当にクライアントにとって必要なのだろうか。本質を捉えられていないのではないだろうか。僕は自分がこのままネットの広告代理店として働くのが不安になった。

そんな時「言語化力」を読んだ。うん、僕が今悩んでいることを言語化してみよう。

自分の悩みを「言葉の因数分解」で見つめ直す

相手に何かを伝える時にうまくいかないことはある。そんな時「言葉の因数分解」を行うようにと「言語化力」では説いている。今回は自分自身の悩みを言語化できるようにするために「言葉の因数分解」を行う。

「言葉の因数分解」とは言葉の一つひとつを細かく、割って、具体的にしていくことである。それにより、状況の正体を言葉で明らかにしていく。

今回の僕の悩みは「自分がこのまま仕事を続けていくので良いのか」である。これを因数分解し、言葉の具体性のレイヤーをあげていく。

自分の悩みを「言葉の因数分解」で見つめ直す

ここまで深く掘り下げることにより、「自分がこのまま仕事を続けていくのが不安である」という悩みが単純な悩みではなくなった。

これを言語化すると、「顧客の持続可能な利益の成長を目指したいが、まだまだ広告の知識が不足していて、企業の成長に対して自分が携わるのは未熟であると考えている」と言い換えることができる。現状ではこの言語化した言葉だが、僕自身は毎日アップデートされていく。その度に、因数分解を行えば、さらに深く掘り下げることもできるかもしれない。

因数分解を行えば自分が行うべき行動が見えてくる

因数分解を行うことで悩みがただの悩みではなくなることに気づいた。そう、次に自分が取るべき行動の指針になるのである僕の場合は、

因数分解を行えば自分が行うべき行動が見えてくる

このような行動を取ることで悩みが解消される。言葉の力によってファクトを分析し、未来を切り開くことができたのである。

あなたが、日常で悩んでいることはあるだろう。社会にも悩みは溢れかえっている。そんな悩みも言葉の力を使えば次のアクションを起こすことができる。三浦さんは「言語化力」でこう語っている。

「悩んでいる奴が前に進めるわけではない。いいからいけよ。」

と。とても強い言葉だ。また、「言語化力」に書いてあることを実践すれば悩みは自分で切り開くことができる。

言葉の最大の価値「人生の意味づけを変える力」

言葉の最大の価値「人生の意味づけを変える力」

今回は、「言葉の因数分解」に限って話をさせてもらった。「言語化力」にはこの他にも実戦で使える「言葉の戦略」がたくさん詰まっている。是非手にとって見て欲しい。そして、開いて見て欲しい。三浦さんの「強い言葉」に圧倒されて欲しい。また機会があったら「言語化力」について話したいと思う。

僕はもう諦めない。傷ついても負けない。自分の「言葉」を手に入れたから。